SUBARU IMPREZA WRX STi GDB-E

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ブレーキパッド交換
ハーネスの取り付け
シフトパネルとエアコンパネルの外し方
サイドブレーキブーツの外し方

ブレーキパッド交換
ホイールを外します。

新品のパッドを入れるため、ブレーキフルードの蓋を開けておきます。もし、フルードを継ぎ足している場合、ピストンを戻す際にカップからあふれる場合があるので、フルード量に注意しましょう。

ホイールを外した後、タイヤを動かしてスペースを作ると非常にやりやすいです。
1.まずスライドピンをとめているベータピンを抜き取ります。

2.スライドピンを矢印の方向に抜き取ります。

3.クロススプリングを外してパッドを抜き取ります。

クロススプリングを押しながらスライドピンを押すと抜けやすいです。今回はベータピンがかなり固くなっていて、プラハンマーなどでたたきながら作業しました。
古いパッドは薄いので、そのままでは新しいパッドは入りません。出ているピストンを戻します。私の場合はキャリパースプレッダーを使っていますが、プライヤーなどでやってもOKです。その場合は片側のディスクごとに作業をしましょう。
逆の手順で元に戻して終了です。
このとき、パッドのシムは再利用します。グリスを忘れずに。
今回はCC-XからBRIGのVS704に変更。

メインのサーキットが右回りの筑波なため、左内側パッドが一番激しく減ってました。

ハーネスの取り付け
シートの下側をとめているボルトを2つ外します。
シートベルトを共締めしてあるボルトを取り外しアイボルトと交換します。中央よりは付属のアイボルトだと長さが足りないのでカー用品店にあるロングボルトを利用します。
運転席側も同様に共締めしてあるボルトをアイボルトに交換します。
こちらは付属のものでOKなはず。
フロントシートの助手席側腰ハーネスはシートレールを止めているボルトを付属のアイボルトに交換するだけ。
フロントシートの運転席側の腰ハーネスは多少面倒。フロントのシートベルトを止めているボルトはカーペットの裏側に隠れていて見えない。カーペットを触るとボルトのある場所がわかるので、そこを思いきってカッターで切れ込みをいれます。

この際、カーペットをめくって裏側に手を入れないと、ワッシャやスペーサーがとれずに苦労するので、カーペットはめくってしまおう。ここは付属のアイボルトでは長さが足りないのでロングボルトが必要に。

ワッシャをかませてシートベルトと共締めします。
最後にアイボルトにハーネスを取り付けて終了。背中のハーネスはクロスさせるとより強度が増すという話を聞いたので一応クロスしました。

シフトパネルとエアコンパネルの外し方
シフト周りのパネルの手前を上に持ち上げる。

外れます(シフトブーツのボタンを外すのを
忘れずに)。

シガーソケットの配線を外します。

その上のオーディオパネルを外す場合はパネル下側のネジ2つを外し、エアコン吹き出し口の下、パネルの上側に内装外しのヘラなどを当ててこじって開けます。
パネル上部はしっかりとくっついているので、そのまま外そうとするとパネル自体が曲がったり折れたりしかねません。

エアコン関連の配線を外せば完了。

サイドブレーキブーツの外し方
コンソールボックス側のブラスチック枠の部分を上側に持ち上げます。

外れます(やや手前/サイドブレーキ側に引っ張ると取れやすいです)。

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